パソコンを新しくしたら嬉しかったので書いた
パーツを交換して久々に強くなって嬉しかったので書く
変えたタイミングとしてはOSが入っているSSDが不調なのと、構成見るとわかるが頭(CPU)が貧弱過ぎてAdobe系のソフトやゲームで限界を感じていたため。 決してつくもたんの福袋が欲しかったとかそういう理由ではない。
犬耳つくもたん、52,714円の価値がある
— ぺかそ⌨️ (@Pekaso) 2018年1月2日
構成
Before | After | |
---|---|---|
CPU | Intel Core i3 6100T | AMD Ryzen 7 1700 |
メモリ | DDR4 2400 32GB | ← |
マザー | MSI H110i Pro | Asrock Fatal1ty AB350 Gaming-ITX/ac |
SSD1 | Crucial MX400 512GB | SAMSUNG 960EVO 250GB |
SSD2 | TOSHIBA 480GB | ← |
SSD3 | None | Patriot Blast 480GB |
VGA | Palit Geforce GTX1070 | ← |
PSU | Corsair SF600(600W) | ← |
ケース | Abee smart ES04 | ← |
Ryzenとマザボはツクモex.で、SAMSUNGのSSDは近所のドスパラで(最安値+20円だった)、PatriotのSSDは部屋に転がってたのでこの際だから組み込んだ。
ちなみにSSD2と3は速度はそこまで求めていないので単純にスパンボリュームで960GBぐらいの単一のドライブとして使ってる。
まぁ何も改善しなかったよね pic.twitter.com/0SR4qlaPLu
— ぺかそ⌨️ (@Pekaso) 2018年1月6日
配線頑張ろうと思ったけど風は通りそうだしサイドパネルはアルミで見えないので頑張らないことにする。
OSのライセンス認証
Windows10になってからMicrosoftアカウントにライセンスが紐付くようになったらしい。とりあえず公式のインストールメディア作成ツールでブータブルなUSBを作成してインストール。インストール時にはプロダクトキーを入力せずに、インストール後に適当なWindows8.1のプロダクトキーを入力したら通った。以前にこのキーを使ってたような気もしなくもないが無事認証されたのでよくわからないまま終了。
Office2013は手元にあったインストーラーにプロダクトキーが含まれていたのかインストールしてそのまま認証が終わった。
交換後
CPUが強くなった
AMD CPU Ryzen7 1700 with WraithSpire 65W cooler AM4 YD1700BBAEBOX
- 出版社/メーカー: AMD
- 発売日: 2017/03/03
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログ (1件) を見る
強くなった。タスクマネージャーに並ぶ16スレッドのグラフを眺めるだけで幸せになれる。過去にはPhenomII X6を使っていた時期もあったがやっぱりコアは多いほうが嬉しい。コア数は正義。Lightroomの現像もめっちゃ速くなった。現像作業中の拡大縮小ももたつくことがなくなって嬉しい。ゲームもCPU使用率が100%に張り付いてフレームレートが下がる(The Crewとか)という残念なことがなくなって嬉しい。やっとグラボが値段なりの性能を発揮してくれそう。してる。
んほぉアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥ pic.twitter.com/fPo8EkLoXH
— ぺかそ⌨️ (@Pekaso) 2018年1月6日
ストレージも強くなった
Samsung SSD 250GB 960 EVO M.2 Type2280 PCIe3.0×4 NVMe1.2 V-NAND搭載 3年保証 日本サムスン正規品 MZ-V6E250B/IT
- 出版社/メーカー: 日本サムスン
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
なにげにSSDがSATAからNVMeに変わったのも大きい。ベンチでもアホみたいなスコア出す上に意外と体感でも速度向上を感じる。CPUのせいでもあるかもしれない。でも速いので嬉しい。今回はSATAのSSDをつけたのであまり関係ないが、煩わしいSATAケーブルとかが無く、マザボに直接ストレージぶっ指せるのは便利。
改めて測定し直したけど異次元の速さだ pic.twitter.com/uX8OIRtorL
— ぺかそ⌨️ (@Pekaso) 2018年1月7日
現状の不満はほぼ解消したのでこれで当分戦えそう。つくもたんは可愛い。
戦利品とおまけについてきたCPUです pic.twitter.com/TfphaLK6jP
— ぺかそ⌨️ (@Pekaso) 2018年1月2日
キーボード作った(XD75)
薄い本は無事刷り上がったし一段落したのでキーボードを組み立てました。
これなに
「XD75」と呼ばれる格子配列の75%キーボードです。レツプリのお陰でメジャー(一部)になったキーがきれいな格子状に並んだ配列をそのままでっかくした感じです。 縦に5個、横に15個並んだ合計75キーです。サイズ的にはコンパクトと呼ばれている60%キーボード(HHKBあたりのサイズ)で、レツプリのように左右分割型ではないのですが 余裕のあるキー数で格子配列中毒者にはたまらないキーボードになります。
どこで買える?
例によって完成品ではない自作キーボードのキットのジャンルになります。ちょっと前にMassdropにも出ていましたが主にみんな大好きAliexpressのKRepublicというセラーから買うことができます。
Buy Products Online from China Wholesalers at Aliexpress.com
上のリンクは基板だけなので、忘れずにその他部品を買いましょう。最低限必要なのはキースイッチ、キーキャップ、プレートにケースです。あとキーの下のバックライトをつけたいのであればLEDも買いましょう。お店のページの中にリンクがあるので一通り揃います。
ケースはGH60用のものが使えます。
XD75用に売っているケースは今のところアルミ削り出しケースとステンレス板のケースの2つです。お手頃なステンレスかガッチリアルミかで選べるといえば選べますがちょっと選択肢が少ないです。
しかし喜ばしいことにこのXD75にはGH60向けのケースと互換性があるのです。自作キーボード界隈ではデファクトスタンダードな60%キーボードであるGH60向けに作られた多くのケースが使えるよう、基板上のネジ穴が一致しています。
今回はこの木でできたケースを使ってみることにしました。選んだのはローズウッドです。 www.aliexpress.com
パーツが届いた
シンガポール様からのお荷物が届きました。まずは基板
基板はキースイッチとバックライトLED以外の部品は全て実装されているのでとりあえずUSBケーブルを接続して動作確認しましょう。
次にケース。とても良い。しかもパームレストとこれらを入れる布製の袋付きです。でも商品ページに買いてあったドライバーとネジ類がついてこなかった。ネジは基板の方に付いてたので良いけれど。
木をCNCで削り出した感じのケースですが、表面に厚めなニスが塗ってあるのかめっちゃすべすべでした。
裏にはすべり止めゴムが張ってあってクオリティが高い。
順番が逆な気がするけれど基板とプレートとキースイッチ。キースイッチは初めて買ったシリーズのKailh BOX Brownです。打鍵感は普通のタクタイルな茶軸を少し静かにした感じです。
組み立て
組み立てていきます。今回バックライトのLEDを取り付けるのですが、キースイッチの都合で先にLEDを基板にはんだ付けしないと後から取り付けられないため、LEDの田植えから始まりました。これに覆いかぶさるようにキースイッチを取り付けるのでいい感じにキースイッチで光が拡散されるっぽいです。
田植えしてる pic.twitter.com/GQBBCGi0pf
— ⌨キーボードエバンジェリスト⌨ (@Pekaso) 2017年12月20日
最近この手のはんだ付けする際に使っている技ですが、LEDの頭の方から軽くマスキングテープで固定することで、わざわざLEDの足をハの字に折り曲げて抜け防止する必要がなくなり楽です。またもしハンダのミスやLEDが死んだときに、足をハの字に折り曲げてはんだ付けしているとハンダの除去がやりづらいのでそういう場合に結構有効だったりします。
びっしり並んだキースイッチ。普通はこの後ケースに収めれば終わりなのですが…
ケースに互換があるといったがあれは嘘だ
嘘ではないですが互換性のあるGH60のケースを使うには一工夫必要です。基板自体の寸法は完璧なのですが、GH60にあってXD75にないケースのネジ穴が基板に干渉します。
基板上の部品に当たらなければネジが締められないだけで他の3点のネジで固定すれば良いのですが、今回のケースと基板の組み合わせではネジ受けが大きく、チップ抵抗やダイオードにぶつかってガタついてしまいました。
そのためぶつかる部品をどける改造を行いました。例えば基板中央のこの穴は穴の上のダイオードと、キースイッチの足の片方がぶつかっていまいます。
そのため表面実装の部品を取り外し、キースイッチの飛び出た足を基板と同じ高さに切り詰めます。
あとはテスターと目視で基板の配線を追って、部品を移動しつつ回路が同じになるようにジャンパー線を飛ばします。
これをあと2箇所にも処理することで、ケースのネジ穴と干渉せずに組み立てることができます。 仕上げに動かないようにテープで保護しておくと良いでしょう。
ちゃんと動くことを確認しつつケースに収め、キーキャップをはめ込んでいけば完成です。
完成💯
バックライトはケースに合わせてオレンジ色を選択しましたが、いい感じに暖かみのある色に光ってくれてきれいです。 配列はまだいじってないです。それもこのキーキャップがカオスなせいで決められないからです。
お知らせ
コミケC93の1日目東カ-37aで「plusTK2S」の一人としてキーボード本BUILD YOUR OWN KEYBOARDsのまとめ本を頒布することは前回告知しました。
今回、会場限定として自作キーキャップも頒布します!とりあえずは見えているぶんだけを一つ200円、二個300円、それ以降一個100円となります。これごと展示しておくので早い者勝ちで引っこ抜いていってください!
おわり