メガネを踏んづけて壊して直した話
突然ですが家の中で使っているメガネ壊しました。枕元に置いといたの忘れてクッシャアって感じのパターンです。
壊したメガネがよくある格安店のレンズ込み数千円のものならともかく,ちゃんとした鯖江のBLAZEというフレームと気合入れたグレードのレンズだったので捨てるのが惜しく(あと2桁年近く使ってレンズも何度も変えたお気に入り),何が何でも自力で直すことにしました。
つるの部分がバッキリと
ここで取り出したるはプラリペア。アクリルの粉末に溶剤を混ぜ(なるなるグミの実的に)補修したいプラスチックに付けて固める系の補修キットです。粉と溶剤は別々で大きいサイズも売っていますが,最初はセットのやつを買えば台紙の内側に使い方が載ってるのでそっちがおすすめ。
溶剤がすっごい臭いので換気は大事
プラリペアを盛っている風景は意外と溶剤を含んだアクリル粉末がゆるくてせわしなかったとかで撮っていません。コツはくっつけたい同士の部品を養生テープでも良いので確実に固定することと,後で研磨して仕上げられるので強度優先で大きめに盛ることです。
という訳で盛った後本来は溶剤が飛ぶ5分放置ですが冬場は寒いので15分ぐらい乾燥させ,紙やすりで形を整えて完成。
問題のヒンジ部分。研磨が下手くそすぎるのもあるけど遠目から見たら結構自然な感じになりました。
裏側。プラリペアの強度を信用していないわけでもないですが,ヒンジで毎回力が加わる部分なので本来よりも多めに盛ってあまり削りませんでした。ここもちゃんと削れば綺麗になりそうですが表から見えないので多分大丈夫かなと。
実際のところ雑に扱わない限りびくともしてないので十分な強度はありそうです。今回は踏んづけたメガネを補修しましたがプラスチック同士であれば欠けた部分とかを簡単に綺麗に補修できるのでお勧めです。
終わり