Lumia 620にWindows Phone 8.1が降ってきた
去年フィンランドに携帯電話を買いに行った留学した際に購入したNOKIAのLumia 620に大型アップデートとなるWindows Phone 8.1がOTAで通知されてきました。
このFinland, Espooにあるショッピングセンターの中にあるMusta Pörssiという電気屋で下手くそな英語で店員と格闘の末手に入れたLumia 620(の青色)。よくある海外端末購入サイトで手に入れる台湾版のものと違ってちゃんとフィンランド仕様なのが自慢です(初期化したときしか分からないのに)。
購入した証拠。全てフィンランド語。消費税が24%もあります。いかに日本の8%の低さが(ry
画面は3.8インチの800x480でCPUはスナドラS4デュアルコアにメモリ512MBとスペックはローエンドですが,本体の微妙に透過した青が綺麗でお気に入りです。
NOKIAは昔は日本でも携帯電話を出していましたが,2011年に高級ブランドのVertuごと日本撤退した後はiPhoneやらのスマートフォンに押され,去年とうとうMicrosoftに買収されてしまいました。
NOKIAはフィンランドでも有数の大企業で,地元の人々も「あそこに入れれば一生安泰だ」などという日本の終身雇用制的発想に近いものがありましたが,近年の業績不振でリストラが相次いだ結果「一生面倒みてくれる会社なんて無いから」とフィンランドの人たちの流動的な雇用や起業の風潮にシフトしていったと言われています。
話は脱線しましたがアップデートです。このLumia 620には日本では未だ搭載したスマホが発売されていないOSのWindows Phone 8が搭載されています。唯一の国内Windows Phone 7.5搭載端末であるIS12Tの事もあってかWindows Phone 8でも日本語がサポートされていて,フリック入力も可能なまでにローカライズされています。しかし先述したとおり日本でのWindows Phone 8搭載端末が出ないまま8.1が発表され,アップデートが対応している各端末で開始されました。
8.1にアップデートするためのアップデートをした後にやっとアップデート
アップデート中の歯車ぐるぐる。
ここでスクリーンショット取れることを思い出した為ここからスクショのみ。
起動ロゴもWindows Phoneという文字からロゴだけに。上のアイコンも並び方が変わりました。ちなみに8.1からスクショのショートカットが音量↑キーと電源ボタンに変更になりました。(以前は電源+Winキー)
バージョン画面とホーム画面。NOKIAではWindows Phone 8.1を含んだアップデートをLumia Cyanアップデートと呼んでいるそうです。またホーム画面もアイコンの背景が壁紙で透過するようになりました。スクロールすると結構綺麗です。
個人的に一番の更新点がAndroidなりiOSでは当たり前の上から引っ張ってくるタイプのメニュー。今まではバッテリーアイコンが表示されるだけの意味のないものでしたが各種オンオフが可能になってより便利になりました。特に画面回転の固定。あとホーム画面のアイコン数も横4列と6列を切り替えられるように。Lumia 620は3.8インチと今どきのスマホにしては小型なので4列の方がしっくり来ます。
ローエンドなスペックなのにヘタするとAndroidよりぬるぬる動くWindows Phoneとそれを搭載したNOKIAのLumia。日本でも発売してくれることを願っています。(税金高いので)
現在発売されている後継機はローエンドのくせにLTE使えたりします。
フラッグシップ機なんかは画面がフルHDだったりとAndroidのと肩を並べることのできるスペックです。
日本ではなかなか見られない鮮やかな色使いとか,デザインの面から見てもLumiaはとても綺麗なので機会があればぜひ見てみて下さい。
おわり