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ロードヒポキシス

可憐、無意識

ロシアンレンズ再び: Helios 44-2 58mm F2

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クリスマスイブにロシアから小包が届きました。

ツアイスのコピーレンズ

 前回のロシアンレンズの際に沼に片足を突っ込んでしまったがためにebayで夜な夜なレンズを漁る生活に陥ってしまい、今回のHelios 44もその犠牲者の一つです。

 ロシアンレンズはそれだけで一つの"沼"が出来上がるほどいろいろ種類があるそうで、その中でもHelios 44はとりわけ長く生産されていたレンズで1950年代から2000年代まで半世紀に渡って作られていたそうです。

 例によってこのレンズの設計はツアイスのBiostar 2 / 58というレンズが元になっているコピーレンズで今回手に入れたのは名前が示すように2世代目の絞り羽根が8枚のタイプです。コーティングは後玉にされているだけで前玉にはコーティングが見られません(マルチコーティングは名前にMCが入る。とても値段が高い)。

内側にレンズ名と一緒にあるおでんみたいなマークはロシアのValdaiという場所にある工場で生産されたものらしいです。

外観

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 発泡スチロールにダンボールとしっかり包まれてロシアからやって来ました。船便で2週間程度で到着。

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 X-E1に取り付けた様子。マウントはM42マウントです。このレンズはマウント部の一部が細く、マウントアダプター経由で取り付けるとちょっと不思議な見た目になります。

 今回のレンズの状態は使い込まれた跡はありましたが光学系にはチリの混入もほぼなくかなり良いものでした。レンズキャップもZENIT(ロシアの一眼レフブランド)のものが前と後ろ両方共ついていました。ちなみに製造年は1980年らしいです(製造番号の頭の2桁が西暦の下二桁だそうです。例外あり)。

非常に解像された絵

 以下撮影例になるわけですが、このレンズ特に中央の解像度が凄いです。さすがツアイス(のコピー)。コーティングが弱いので逆光に弱い傾向がありますが30年以上前のレンズとは思えない画を見せてくれます。

 開放でも周りのボケも流れますが大変綺麗で

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大変よいレンズでした。

つづく