ロードヒポキシス

可憐、無意識

今更ながら: Amazon Fire TV Stick(音声認識リモコン付き)レビュー

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今なら(12月25日まで)セールしてますし

Fire TV Stick

Fire TV Stick

これなに

 Amazonが販売しているTVに挿して使う映画とか動画系サービス利用に特化したスティック型端末です。競合している端末で言えばAppleApple TVとかGoogleChrome Castとか。大手に限らず言えばスマホとかのOSであるAndroidを詰んだ似たようなスティック型端末は無数にあり、最近だとWindowsを搭載したものも出てきています。

端末はサービス利用の入り口

 たくさんスティック型端末の種類があってもねぇ…と思う方は多いと思います。スマホと違って常に触るものでもないですし。業務用途なら大型モニタに挿してデジタルサイネージとか使い道はありますが、一般家庭だと(NASとかに動画を貯めこんで観る人種の人達とかを除いて)あまり買う動機が出にくいもの確かです。

 Fire TV StickはAmazonが売ってるだけあってAmazonのデジタル配信サービスにバッチリ対応しています。Amazon的には有料会員であるプライム会員をメインターゲットにしているようで、年会費さえ払えば動画が見放題のAmazon プライムビデオを快適に見れるように最適化されています。結論から言えばプライムビデオ見る人は買っておいて損はないです。

 Fire TVシリーズはいくつか種類があり、普通のリモコンが付いたFire TV Stickと、今回の音声認識リモコン付きのモデル、4k解像度に対応したりなど2機種と比べて高性能なFire TV(スティック型ではなくApple TVと同じSTB(セットトップボックス)型)の3つがあります。最廉価版のモデルは安いから買うとして、最上位のFire TVでもないただ音声認識リモコンがついただけの中途半端そうに見えるこいつを買ってみてどうだったかをレビューしてみたいと思います。

箱、付属品等

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 箱は最初の画像の通りのあっさりした見た目です。中を開けると本体のスティックよりでかい音声認識リモコンが仲良く並んで出てきます。

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 付属品は本体のスティック、音声認識リモコン、リモコンの電池、USB-ACアダプタとMicroUSBケーブル、HDMIメス-メス変換、取説等です。

 最廉価版の普通のリモコン付きのモデルではスティック型端末をスペースの関係で直挿しできないTVのためにHDMI延長ケーブルが付属しますが、音声認識リモコン付きモデルではHDMIメス-メス変換(スティック型端末のコネクタ横にならんでるしかくいやつ)がついてきます。音声認識リモコンを入れたため箱に延長ケーブルが入らなくなったと考えられますが、これだと直接TVにさせない環境の人はHDMIケーブルを別途買う必要が有るため注意です。

リモコン

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 本体とリモコンはこんな感じ。リモコンはボディがプラ、ボタンはゴム(丸型十字キーと決定ボタンを除いて)のため、素材だけ見れば安っぽい感じがしますが形状はそれなりに考えられているらしく持ちやすいです。

 リモコンの先の方にあるのが音声認識のためのマイクと専用のボタンです。下に3個2列並んでいるのはバック、ホーム、オプションのAndroid的なナビゲーションをするボタンと下段が動画の再生、早送り、早戻しのためのボタンです。リモコン自体はBluetoothで接続されるため寒い冬場は布団の中に忍ばせたままボタンを押せますが、ボタンの形状に違いが無いため一時停止のつもりがホームボタンを誤爆することが多いためあと一歩ってところです。

 ちなみによっぽど古いTVとか特殊な接続等をしていない限り、TVの電源がオフでもこのリモコンのいずれかのボタンを押せばTVの電源がついてFire TVの画面に行きます。これが地味にめっちゃ便利です。

TVとの接続

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 私の環境だとHDMIを直接させなかったので本体に変換アダプタをつけてHDMIケーブルで延長しています。またHDMIは規格的に電源を供給できないので外部からUSBで供給する必要が有るため写真のようにかなり不格好になります(スティック型とは)

音声認識について

便利

 リモコンのマイクボタンをトランシーバーのように押している間上のように認識の画面になり、しゃべることで音声入力できるわけですが、これが非常に快適。たしかにスペックの関係上(動画再生中とか)もたつくこともありますが、認識率も高くストレスを感じにくいです。何より文字入力でちまちまリモコンいじらなくても喋れば検索できるわけですから。(スマホにアプリ入れればそっちのキーボードで入力できるらしいですが音声認識使ったらそんなことしてられないです)

結論

 Amazonプライム会員で且つ映画をダラダラ観るような人は買うべきです。この手のサービスで懸念されるラインナップですが、有名どころは抑えてあり往年の名作含め日々増え続けているので飽きることは無いです。最近だとクレヨンしんちゃんの劇場版のシリーズが一気に追加されて久々にオトナ帝国を観て涙してました。

 あと今年去年辺りの映画もレンタル500円ぐらいで見れたりするのでああこんな映画あったなぁ程度の気持ちでポチると速攻でアカウントにひも付けされたクレカで決済されてそのまま見れちゃうのでその便利さに慣れるとかなりヤバいです。

トゥモローランド (吹替版)

トゥモローランド (吹替版)

最近見た中だとそこそこ面白かった。

Fire TV Stick

Fire TV Stick

Amazon Fire TV

Amazon Fire TV

おわり