ロードヒポキシス

可憐、無意識

PCを組み直したけど: Scythe「虎徹」SCKTT-1000レビュー

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リビングPCには観賞用のクーラーを。(大嘘)

PCが壊れた

 今までかれこれ5年ぐらい、AMDのPhenomII X6という6コアのCPUを積んだ自作PCを使っていたのですが、最近主にマザーボードが不調になりつつも酷使していたら背面の有線LANとかUSBとか致命的な部分がお亡くなりになってしまったので買い換えることにしました。
 とはいってもまるごと買い換えるほどお金はないので死んだマザーボードだけを買い換えようとしたのですが、そこに刺さっていた4枚のメモリが刺さるマザボの選択肢が無く(そもそもCPUのAM3ソケットに対応したマザボが壊滅的に少ない)、泣く泣くCPUも一緒に買うことに。

 選んだのはやっぱりAMD、4コアのCPUと一緒にGPUコアを内蔵したAPUと呼ばれるシリーズのA10-7870Kとそれに合うマザボをチョイス。AMDを選んだのは単純に安さと宗教的な理由です。

AMD A-series プロセッサ A10 7870K BlackEdition FM2+ AD787KXDJCBOX

AMD A-series プロセッサ A10 7870K BlackEdition FM2+ AD787KXDJCBOX

MSI A88XM-E45 V2 AMD Godavari対応microATXマザーボード MB2375 A88XM-E45 V2

MSI A88XM-E45 V2 AMD Godavari対応microATXマザーボード MB2375 A88XM-E45 V2

 メモリ、SSD、HDD、電源、ケースその他は全部使い回し、23kぐらいで中身がほぼ新しくなりました。性能的にはコアが減って数字的にも体感的にも以前のものと比べて1割も伸びて無いのですが、消費電力が半分以下(アイドル90W→40W)になったので満足です。

おわ...

CPUクーラーがうるさい

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 電源入れてみたらCPUクーラーがけたたましい音を立てながら回転しだしたので気づいたらCPUクーラーを新しくポチってました。CPUについてきたクーラーはヒートパイプついて銅の部品も使ってるしっかりした見た目なのにファンが残念なくらいうるさいやつでした。クーラーマスターロゴが入ってるOEMモデルみたいだったから期待したのに。

サイズ 【HASWELL対応】 虎徹 12cmサイドフロー SCKTT-1000

サイズ 【HASWELL対応】 虎徹 12cmサイドフロー SCKTT-1000

 今回買ったのは最初の写真で観賞用として飾られてるScytheのサイドフロー型CPUクーラーの「虎徹」という製品です。PCケース内のエアフローを作りやすいサイドフロー型でかつ12cmファンの大口径ながら3kちょいと最安価格帯のクーラーです。IntelAMDの大体のCPUソケットに対応しており、もちろん今回買ったA10-7870KのFM2+ソケットにも対応しています。そもそもAMDはCPUソケットが変わってもクーラー取り付け部は変わっていないのでどれでも基本的に付きます。

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 取り付けの過程は図入りの取説があるのですっ飛ばして取り付け後。AMDの場合はバックプレート(マザーボード裏側からクーラーを支える金具)を元から付いているやつそのまま使いまわせるので基本的にマザボをケースに取り付けたままでも設置できます。この辺は楽です。
 取り付けてから気づいたのですが、意外とクーラーの高さ(16cm)があるので、自分のケース(Define Mini)などのミニタワーだとたまに蓋が閉まらない可能性があるので心配な人は測ってから買いましょう。今回はギリギリ蓋が閉まりました。

 ファンの配線も忘れず接続し、電源を入れるとさっきまでのうるさい風切り音がなくなり、ほぼ無音になりました。マザボの温度計で見ると今まで放っておいた状態で46度だったのが35度と10度以上温度が下がりました。負荷をかけてもファンの回転数はあまり上がらないため、冷却性能の大きさを実感出来ました。めでたしめでたし

 今回のPCはパーツをほぼ使い回ししたのもあるのですが、26k程度で一新できたのでとても安く済んで良かったです。本当はトップの写真にあるキーボードも一緒に紹介するつもりでしたが、記事が長くなったので分割します。

これでやっと写真の現像ができるぞ!

つづく