ロードヒポキシス

可憐、無意識

モニターでお借りしました。:α6000レビュー(1)見た目や操作系編

この記事で紹介した「α6000(ILCE-6000L)」はαアンバサダープログラムの
モニター企画でお借りしたものです。

 前回の記事で書いたように、今回α6000をモニターとして約1ヶ月お借りすることができたので、最近までに触って気づいたことをレビューとして書きたいと思います。   今回は見た目と操作について、今後はそれ以外について複数の回に分けて記事にする予定です。  

kou014.hateblo.jp

とりあえず外観

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 今回お借りしたSONYのα6000(ILCE-600L)はカメラの映像素子サイズが"APS-C"規格のEマウントミラーレス一眼レフです。SONYの一眼レフαラインナップでフラッグシップとして掲げられているα7、α7IIシリーズのプロに向けたフルサイズミラーレスに対して、より一般ユーザーに向けた見た目と性能を持つカメラです。

 また、このα6000の特徴としてAPS-C規格としては世界最速のAFを売りにしています。AFあたりの話は次回以降になりますが、現在所有している前記種であるNEX-5と比較すると笑っちゃうほど速かったです。

ボタン類とか

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 その他の性能としては、画素数が2430万画素でファインダーとしてEVFを内蔵、更にストロボもこのサイズの筐体に内蔵しているという結構な密度です。

 見た目は以前のNEX系列と比べると軍艦部(カメラの上部)が平らになっており、全体的に角ばった四角い箱にグリップとかその他がくっついているような印象です。ボタン類もすべて右手側に並んでおり(メニューとストロボが少し離れているけれど頻度的には問題なし)、上部のモードダイヤルとコントロールダイヤル含めとても操作しやすいです。右手親指ですべての操作が可能なので、α77やα99などと同じように目はファインダーを覗いたまま、左手でレンズ、右手でボタンと割り切った操作が可能です。

 一つ気になったのはEVFに付いているアイピースカップが少し硬い事です。固定は結構強力なのでCanonみたいにすぐ飛んでって無くすようなことは無いとは思いますが、つば?の部分が大きく、ゴムですが硬めなのでストラップで下げた時とかに体に当たって痛いです。もう少し柔らかくして小さめになれば良いと思います。

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 センサー部分はこんな感じ。ミラーレスなので映像素子が直接見えます。ちょっと「APS-C」のフォントがダサい。あまり見ませんけどね。

重さとか大きさとか

 重量はレンズ無しで約344gと機能にしては軽量な部類です。同じ性能を持つ一眼レフと比べると、ミラーがない分持ってて疲れにくいです。

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 レンズが変わっていますが所有しているNEX-5N(右)とのツーショット。NEXはEマウントの小ささを強調するためか、マウント経より本体が小さいという特殊なデザインとなっていますが、それに対してα6000は一回り大きくなって安定感が増した感じです。
個人的な好みとしてはNEX-5Nのような小ささが魅力的ですが、EVFやらストロボを内蔵した事による巨大化は避けられませんしむしろこのサイズに詰め込んだことがすごいと感じました。

それとNEX-5からストラップを取り付ける金具が一眼レフの三角環になり、写真でつけているハンドストラップが付けられなくなっています。このタイプの金具だと取り付けられるストラップが少なくなるのが少し残念です。

ワイヤレス機能とか

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 α6000には更にWiFiNFCSuica的なタッチするアレ)の機能を搭載しています。XperiaなどNFCを搭載しているスマートフォンであれば、グリップ側にあるNFCマークにタッチすれば自動的にWiFiで接続され、中の写真を転送したりスマートフォンをカメラのファインダーとして利用したりすることができます。また、PCにもクライアントソフトを入れればワイヤレスに写真を転送したりすることもできます。  NEX-5NではWiFi内蔵SDカードのEye-Fiを使ってPCに転送していましたが、NFCでのワンタッチ接続で写真を転送できる機能はとても楽ちんで、自分の今までの使い方だと

Eye-FiとスマホをWiFiで接続  
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アプリ起動  
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画像を選んでスマホに転送  
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Twitter開いて  
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Twitterに投稿  

NFCでタッチして自動的に接続、アプリ起動、画像一覧表示  
↓  
画像を選んでTwitterに投稿

の2ステップで済むようになってすごい楽です。「スマホのカメラより高画質に取りたいけど、撮ってすぐにTwitterとかFacebookに投稿してドヤ顔したいんだよね」な人にはドンピシャです。今すぐα6000を買いましょう。

つづく